こんにちは、hachiです。
今回は、三女を出産したあとの「産後のお話」をしたいと思います。
切迫早産での自宅安静や、執念の「人体実験」をなんとか乗り越え、妊娠37週のときに予定帝王切開で無事に三女を出産しました!
生まれた娘は2200gほどで少し小さめでしたが、幸いNICU(新生児集中治療室)などに入ることもなく、新生児室で他の赤ちゃんと元気に過ごし、私と一緒に退院することができました。
妊娠糖尿病のお母さんから生まれた赤ちゃんは、入院中に何度か血糖測定をするのですが、うちの三女ちゃんも足の裏でパチッと測定されていました。(結果は問題なしで、本当によかった……!)
一安心したのも束の間、今度は「私の体」に、おかしな影が忍び寄ってきたのです。
♦︎ 病院食って、炭水化物多くない…?忍び寄る嫌な予感
帝王切開だったため、産後の食事は段階を踏んで進んでいきました。
手術当日は水やお茶のみ。次の日はおもゆや薄いお味噌汁。3日目から五分粥になり、4日目からついに普通食になったのですが……配膳されたご飯を見て、私の感想は
「……単純に、病院食ってめちゃくちゃ炭水化物が多くない!?」
つい数日前まで、あれほど血眼になって徹底的な食事制限をしていたのに、「こんなにお米を食ていいのだろうか?」「こんなに食べたら血糖値が爆上がりしちゃうんじゃ……」と大混乱。
でも、産科の先生も内科の先生も、口を揃えて**「妊娠糖尿病は、出産して胎盤が出れば治るからね!」**と言っていたし、大丈夫なのかな……。そう自分に言い聞かせていました。
入院5日目の夕食時。看護師さんからサラッとこう告げられたのです。
「妊娠糖尿病だったから、食後2時間で血糖測定して数値を教えてくださいね〜」
治っているかも。でも、もし治っていなかったらどうしよう……。
心臓がドキドキと音を立て始めました。実はこのとき、私の中でなんだか嫌な予感がしていたのです。
言われた通り、食後2時間で恐る恐る針を刺し、測定器の画面を覗き込むと……。
「152」
……なんでやねん!!!
治っとらんやないかい!!!
看護師さんに数値を伝えると、「あ〜、ちょっと高めだね〜。もしかしたら、まだ体が妊娠前の状態に戻りきっていないのかもしれないね」とのこと。
「あれれ〜?おかしいぞ〜?妊娠糖尿病って、産んだら治るんじゃなかったのかな〜?」
「胎盤がなくなればインスリンの効き目も戻るって、先生前に言ってたよね〜あれれ?」
体カラカラと空回りからかうのやめて…と
懐かしい曲を思いな出しながら、その日は眠りにつきました。
結局、妊娠糖尿病から完全に解放されないまま、9日間の長めの入院期間を終え、三女を連れて自宅へ帰ることになったのです。
♦︎親の仇のように炭水化物を食べつづけた1ヶ月
自宅に戻ってからの1ヶ月間、私は抑え込んでいた欲望を爆発させました。
それこそ**「親の仇(かたき)!!」**という勢いで、パンもご飯も炭水化物を食べまくったのです(笑)。
これまでの悔しい思い、我慢して辛かった日々を思い出しながら、この1ヶ月だけは血糖測定のことも綺麗さっぱり忘れることにしました。「もう、元気に赤ちゃんが生まれてきてくれたんだからいいのだ!」と、自分を盛大に甘やかしたのです。
さらに、完全母乳育児だったこともあり、私の食欲はとどまることを知らずに異常なほど増幅していきました。
そして出産から1ヶ月後。
運命の「1ヶ月健診」の日がやってきました。
三女の診察(頭の先からスピーディーに測りまくる身体測定)も、私の産後の経過(帝王切開の傷や子宮の戻り)も、すべて「異常なし」!
普通の妊婦さんなら、ここで「めでたしめでたし、お母さんと赤ちゃんは幸せに暮らしました、チャンチャン♪」でハッピーエンドです。
しかし、私には本日最大のラスボスイベントが待ち構えていました。
それが、恐怖の「75g経口糖負荷テスト」です。
♦︎ 抱っこ紐のまま挑んだ、恐怖の「糖負荷テスト」
この日の採血は、空腹時、30分後、1時間後、2時間後の計4回。
生後1ヶ月の新生児を連れてのこの検査は、本当ーーーに過酷でした。
三女を抱っこ紐に入れたまま、1回目の採血をされ、あの甘いサイダーのようなジュースを飲み干し、次の採血までの時間は院内のおむつ替えスペースで2人でぐったり休憩……。
2回目、3回目、4回目の採血も、ずっと三女を抱っこしたまま針を刺されました。
ちなみに、母乳をあげてしまうと血糖値が正確に測れなくなるため、「授乳は絶対にダメ!」という厳しいルールつき。三女が空腹で泣き叫び出さないか、終始ハラハラドキドキ、胃が痛いほどのプレッシャーでした。(この日は奇跡的に、三女がとても良い子にしていてくれたのでなんとか乗り切れました。娘に大感謝……!)
そして、手渡された運命の結果がこちらです。
- 30分後:171
- 1時間後:212
- 2時間後:223
結果の用紙を見た内科の先生は、「う〜〜〜〜ん……」と険しい表情。
「まだ膵臓の調子が安定しないのかな〜。じゃあ、また1年後にきてよ!」
「……はい?1年も間を空けて、本当に大丈夫ですか!?」
心の中で叫びました。
だって私、妊娠中に糖尿病のことをめちゃくちゃ調べていたから、放置したらどれだけ怖い病気か知っているんです。目が悪くなったり、最悪の場合は足を切断しなきゃいけなくなったりする、あの恐ろしい合併症の数々。
「先生、もしこの1年の間に、こわーーーい合併症が起きたらどうしてくれんねん!!!」
心の中に湧き上がったたくさんの疑問符を、ぐっと飲み込んで、
「はい、わかりました。お願いします」とだけ静かに返事をしました。
そして、病院の帰り道、私は固く心に決めたのです。
「私の体は、自分で守るしかない!!」
もう二度と見たくないとクローゼットの奥にしまい込んでいたあの「血糖測定器」を引っ張り出し、私の自己測定ライフが、1ヶ月の休息を経てここに完全復活を遂げたのでした。


コメント