♦︎ 1歳児を連れた過酷な検査の1日と、わかっていた「確定演出」
こんにちは、hachiです。
三女を出産してから、早いもので1年が経ちました。
産後1万キロカロリーくらい(笑)炭水化物を食べまくったあの1ヶ月健診から1年。ついに再び内科を受診する日がやってきました。
人生で3度目となる、恐怖の「糖負荷テスト」。
しかも本日の採血回数は、まさかの「計5回」……!
(なぜ検査のたびに採血の回数が変わるのか、私の細い血管に毎回突っ込みを入れたくなります。笑)
実は私は、この1年間をただぼーっと育児をして過ごしていたわけではありませんでした。
1年前の糖負荷テストで「妊娠糖尿病が治っていない」という現実を突きつけられてから、私の中の疑惑は、この1年で「確信」へと変わっていたのです。
なぜなら、自宅に引っ張り出してきた血糖測定器さんたちと契約を延長し(まさか1年契約だと思っていた彼らと長期契約を結ぶことになるとは……!)、日々の食事と血糖値の関係をストイックに調べ続けていたから。
結論から述べると、私の体は、炭水化物に対して妊娠中とまったく同じ「正直すぎる反応」を示し続けていました。
やはり麺類、パン、白米を食べると数値は大きく跳ね上がり、逆に野菜、お肉、お魚に対しては驚くほど緩やかな反応。
「……うん。多分これ、普通に糖尿病だわ」
そう、私は今日の糖負荷テストを受ける前から、自分がきっとまたすごい数値を叩き出すのだろうと100%わかっていたのです。
♦︎ 泣き声は去年の5倍!1歳児を連れた病院お出かけはカオス
それよりも何よりも、私が億劫に感じていたのは「1歳になって自己主張が激しくなった三女を連れて、長時間の病院検査を乗り切ること」でした。
1歳児とのお出かけはとにかく大荷物。それだけでも大変なのに、ちょうど「歩きたがるけれど、まだ上手に歩けない」という一番手がかかる時期の小娘です。しかも、泣き声のボリュームは去年の5倍くらいにパワーアップしています。
病院にはいろんな体調の方がいる空間。できるだけ周囲に迷惑をかけないようにしなければ……!
私は、娘の水分補給用の麦茶、手軽に黙らせられる(笑)赤ちゃん用おやつ、もしものとき用の常温離乳食パック、オムツ5枚、そしてお気に入りの絵本をバッグにギューギューに詰め込んで、決戦の地(病院)へと向かいました。
ここからは、私と三女の壮絶なタイムスケジュールです。
- 【スタート】 まずは1回目の採血をして、あの甘いジュースをグイッと一気飲み。
- 【〜30分】 まだまだ親子ともに余裕あり。病院内を抱っこして歩きながら、「あわよくばお昼寝してくれないかな〜」という淡い期待を抱くも、娘の目はバキバキに冴え渡り、願いは儚く散る。➔ 採血室に戻り2回目の採血。
- 【〜60分】 親子して早くもこの拘束状況に飽き始める。とりあえずベビー休憩室に駆け込み、抱っこ紐から解放!おむつ交換、水分補給、さらにおやつも投入して機嫌を取り戻す。➔ 採血室に戻り3回目の採血。
- 【〜90分】 三女が抱っこ紐を全力で嫌がり始めたため、外の病院の庭(駐車場の片隅の枯れた芝生。笑)でよちよち歩かせて体力を削る作戦に出る。➔ 採血室によろよろと戻り、4回目の採血。
- 【〜120分】 ラストの待ち時間。終わりが見えてきて心に少し余裕が生まれる。行くところもないので、ベビー休憩室で意味もなく2回目のおむつ交換&水分補給。➔ 採血室に戻り、最後の採血!もはや早く終わってくれれば痛みなんてどうでもいい境地に達する。
♦︎ 最後の難関、待合室でのカニ歩きと絵本投げ捨て事件
5回の採血を終え、いよいよ最後の難関「内科の待合室での順番待ち」がやってきました。
三女は全くお昼寝をする気配がなく、動きたくてウズウズしています。
小さな子供に対して好意的でない方もいるかもしれない……と周囲にアンテナを張り巡らせ、できるだけ隅っこの長椅子をゲット!
最初は抱っこ紐に入れたまま座って待っていましたが、体力を持て余した1歳児がおとなしくしているはずがありません。
モゾモゾ、モゾモゾと大暴れするので抱っこ紐から解放すると、三女はすかさず長椅子のうえをカニのように横歩きで大移動!
しかし、すぐにカニ歩きにも飽きた三女は、「もうお家に帰りたい!」と言わんばかりに全身で抗議の声をあげ始めます(わかるよ!ママも一刻も早く帰りたい!!)。
すかさずバッグから「お気に入りの絵本」を取り出して差し出しましたが、ご立腹の三女はそれを力強く床へ投げ捨てました。
三女が長椅子から落ちないように片手でがっちり支えながら、必死に手を伸ばして床の絵本を拾う私。
今思い返しても、そうとう滑稽で必死な姿だったと思います(笑)。
♦︎ ついに告げられた結果。そして、三女への感謝
やーーーっっっと私の番号がモニターに表示され、抱っこ紐に三女を押し込み診察室へ急ぐ!!
手渡された人生3度目の結果が、こちらです。

- 空腹時:80
- 30分後:144
- 60分後:175
- 90分後:197
- 120分後:220
先生は結果を説明しながら、120分後の**「220」**という数値を赤ペンでグルグルと丸で囲み、静かに告げました。
「これは……糖尿病の疑いですね……」
そして、結果用紙の余白にもハッキリと「糖尿病の疑い」と書き込まれました。
ええ、知っていました。だいたい予想通りです(笑)。
1歳児を連れたハードすぎるお出かけに疲れ果てていたのと、心の準備は1年前からとうにできていたので、ショックは驚くほどありませんでした。それよりも「あぁ、もう早くお家に帰って、三女さんと一緒にお昼寝がしたい〜〜〜!!」というのが、その時の率直な感想でした。
今までお世話になっていた内科は「妊娠糖尿病」が専門の先生だったため、ここから先は自宅近くの「糖尿病内科」の病院を紹介してもらうことになり、私はふらふらになりながら、思い出の総合病院を卒業したのです。
♦︎ 空腹時血糖に騙されないで!気軽にできる「ゆびさきセルフ測定室」のススメ
一般的な健康診断では、空腹の状態で採血をするため、「食後の血糖値」を測ることはまずありません。
つまり、私のように「空腹時血糖値は正常だけど、食後の血糖値だけが爆上がりしているタイプ(食後高血糖)」の人は、普通の健康診断では完全に見落とされてしまうのです。
もしも、食後に「異常な眠気」や「激しいだるさ」に襲われる心当たりがある方がいらっしゃいましたら、どうか健康診断の空腹時血糖値のクリアに騙されず、**「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」**という項目を確認してみてください。
♦︎ HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)とは?
過去1〜2ヶ月間の血液中の赤血球(ヘモグロビン)に、ブドウ糖がどれくらい結びついたかを示す割合(%)のこと。
- 5.5%以下: 正常
- 5.6〜6.4%: 糖尿病予備群(境界型)が疑われるレベル
- 6.5%以上: 糖尿病型(糖尿病が強く疑われる)
「でも、会社の健康診断でHbA1cなんて項目測ってないよ〜!」という方に、ぜひ知ってほしい便利な場所があります。
それがこちらの、**ゆびさきセルフ測定室**です!
ここでは、自分で指先にチクッと針を刺してほんの少しの血液を出すだけで、わずか5〜15分程度でその場のHbA1cを測定してくれます。
私もこれまでに何度も利用したことがありますが、病院の長い待ち時間に耐えるよりも遥かに気軽に検査ができて、費用も500円〜1500円程度とお財布にも優しいです。
「もしかして……」と少しでも不安に思う方は、ぜひ一度、お近くの測定室をチェックしてみてくださいね。自分の体を守れるのは、他の誰でもない、自分だけですから!
自分が糖尿病になってしまったことは、本当の本当に、心の底から残念です。
「私も好きなだけパスタや大好きなラーメンを完食したい!!!」と叫びたくなる日だってあります。
だけど、私の家系や体質を考えると、私は遅かれ早かれ、いつか必ず糖尿病になる運命だったと思うのです。
だからこそ、三女がこのタイミングで私の元に生まれてきてくれて、命がけで「お母さん、体に気をつけて!」と糖尿病の存在を教えてくれたのだと思っています。
実は私、いまだに「空腹時血糖値」と「HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)」の数値は正常値のままなのです。もし三女を妊娠していなかったら、何年も気がつかないまま放置して、取り返しのつかないほど悪化させた状態で見つかっていたはず。
三女さん、私を助けに来てくれて本当にありがとう。


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